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”脳”に関する主な病気のベスト7
① 緊張型頭痛この緊張型頭痛とは首・肩の筋肉の凝りからおこる後頭部の神経痛のことをいいます。このタイプの頭痛は非常に不愉快なめまいをともなうことがよくあります。その治療法は日常生活の工夫や内服薬・神経ブロック注射などで行います。 |
② 片頭痛頭痛の代表選手です。動けなくなるほどの強い側頭部(こめかみ)の拍動性の痛みで、吐き気や視野障害をともないます。 |
③ 脳腫瘍最初は軽い頭痛に始まり、次第に持続する吐き気をともなう強い頭痛に進展してきます。もともと頭痛などに縁がなかった方が、次第に増強する頑固な頭痛に気づいたときは要注意です。 |
④ クモ膜下出血突然の強い頭痛・嘔吐で始まる恐い病気です。これは脳動脈瘤が破裂して起こります。でも、クモ膜下出血を起こす前にMRA検査で未破裂脳動脈瘤を診断することができます。 |
⑤ ラクナ脳梗塞これは加齢にともなう脳の動脈硬化により起こる小さな脳梗塞のことです。日常生活で高血圧・糖尿病・高コレステロール血症・喫煙などを長く続けていると、このような小さな脳梗塞が知らない間にたくさんできることになります。ラクナ脳梗塞が進行すると、認知症の原因になります。認知症にならないためには、早くMRI検査で診断を受け生活習慣病の改善を含め、治療を始めることが大切です。 |
⑥ アルツハイマー病よく知られている認知症の原因のひとつで、初老期よりもの忘れや性格の変化などがあらわれます。脳の萎縮がその原因です。MRI検査による脳萎縮の早期診断が必要です。 |
⑦ 慢性硬膜下血腫ご高齢の方が頭を打撲した後に約1・2カ月して脳をおおう硬い膜の下に出血してくる病気です。頭を打った直後は何ともなくても、しばらくして頭痛・もの忘れ・歩行障害などがあらわれます。ご高齢の方で、”近頃、少し様子がおかしい”と感じたら、すぐMRI検査を受けることが大切です。 |